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バチェラーデートの審査基準と落ちる理由。本入会までの全記録

バチェラーデートの登録画面に、年齢、職業、年収、そして顔写真。指が一瞬こちこちに固まりました。34歳、編集部員、年収は正直に申告。盛りも隠しもなしの丸腰受験です。

審査制アプリの記事は世にあふれていますが、基準は非公表のままで、受かるのか落ちるのかは出してみないとわからない。だったら自分が受験票になるしかない。これは、書類提出から本合格の通知が届くまでを記録した、ひとりの受験ドキュメントです。

目次

審査は一度きりじゃない。仮合格と本合格の二段構え

一次は書類。男性はスペック、女性は写真が見られる

バチェラーデートの一次審査は書類選考です。提出した写真とプロフィールをもとに、男性は年収や職業といった社会的なステータスを、女性は年齢や容姿の印象を中心に見られると言われています。詳しい基準は公表されておらず、過去には合格率10パーセントと公式が明かした時期もありました。現在の数字は非公表。狭き門の輪郭だけが残っています。ここを抜けると、ステータスは仮合格。そう、まだ仮なんです。

二次は実技。初回デートの評価で本合格が決まる

このアプリの審査が他と決定的に違うのはここで、仮合格者は実際にAIが組んだデートへ行き、会った相手からの評価を受けて、初めて本合格、つまり正式会員になります。書類の次に実技試験が待っている入試だと思えば近い。プロフィールがどれだけ立派でも、当日の振る舞いが伴わなければ、門は最後まで開きません。

32歳のホナミさんは数日で仮合格の通知を受けて喜んだあと、この二段目の存在を知って急にプレッシャーを感じたと話していました。気持ちはわかります。私も知った瞬間、ひゅっと喉が鳴りました。

編集部員の受験記録。願書から合格発表まで

正直な年収で出した願書と、数日後の通知

提出したのは、自然光で撮った他撮りの顔写真、清潔感を意識した全身の一枚、そして偽りのない経歴。数日後、仮合格の通知が届きました。正直、拍子抜けするほどあっさり。

ただ取材を重ねるほど、このあっさりが写真の準備で決まっていたのだと思い知ります。同じ時期に申し込んだ知人は、暗い室内の自撮り一枚で出して音沙汰なく終わっていました。書類選考の答案用紙は、ほぼ写真です。

試験会場はカフェだった

仮合格の週末、AIが指定してきたのは都心のカフェ、所要1時間。相手の詳しいプロフィールは事前にほとんど見えず、メッセージ交換もなし。待ち合わせの椅子で、面接前の学生みたいに手汗を握りました。現れたのは同世代の金融系の女性で、会話は仕事の話から休日の過ごし方へ、思いのほかなめらかに転がります。気をつけたのは三つだけ。5分前到着、相手の話を先に聞く、時間が来たらそそくさとではなく丁寧に締める。試験だと思うと姿勢が伸びるもので、この緊張感は悪くなかった。

本合格の通知が届いた朝

数日後、正式会員になった旨の通知が届きました。相手の女性が一定の評価をつけてくれた、ということです。嬉しさより先に、ほっとした息が漏れました(笑)以降もデートのたびに相互評価は続き、評価の積み重ねが次に紹介される相手の質へ反映されていきます。

33歳のIT勤務ツバサさんも、本合格後は相性の合う相手が明らかに増えたと証言していました。合格発表は一度きりではなく、毎週の小テストとして続いていく。それがこのアプリの正体です。

落ちた人の答案を並べてみる

受かった話だけでは記事になりません。落ちた側の答案も、取材で集めました。名前と年齢は変えてあります。

書類で止まる人。写真の粗と、情報の薄さ

一次で止まる典型は二つ。まず写真です。画質が粗い、表情が硬い、加工が強い、全身がわからない。審査する側は会ったことのないあなたを写真でしか判断できないので、ここの手抜きは即、足切りに直結します。もうひとつは情報の薄さで、職業や年収の欄が曖昧だと、確認のしようがない人として弾かれやすい。逆に言えば、書類落ちの大半は、スペック不足ではなく提出物の不備。ここは受験と同じで、答案の書き方で挽回できる領域です。

実技で止まる人。遅刻、自分語り、心ここにあらず

仮合格まで行って二次で消える人には、行動の共通点がありました。29歳のナノさんが初回で当たった医師の男性は、ルックスも話題も申し分ないのに、終始自分の話だけ。彼女は評価レポートに正直にその旨を書き、結果、次からフィーリングの合う相手が来るようになったそうです。

41歳のセイジさんは逆の立場で、魅力的な女性と会えたのに自分の評価が伸びず、先へ進みにくくなった経験から、会話のバランスとマナーを見直したと話していました。遅刻、ドタキャン、スマホちら見。書類では測れない部分こそが、二次試験の採点項目です。対人スキルが試される、と二次で苦戦した人が口を揃えるのは、そういうことです。

年収がふつうでも通るのか、という核心

男性読者がいちばん知りたいのはここでしょう。会員層は年収800万から2000万の帯が厚いとされていますが、取材では年収300万から400万台で通過した31歳のガクさんがいました。彼の分析はこうです。年収単体の足切りではなく、年齢、職業の将来性、写真の清潔感を合わせた総合判定らしい、と。実際、若さや職種が補正として働いた気配のある合格例は他にもあります。

つまり、年収の数字だけ見て受験を諦めるのは早い。一方で、相手側の期待値が高い場ではあるので、通過後の二次試験は数字以外の武器で戦う覚悟がいります。女性側では、27歳のアヤカさんのように、希望条件を高く積みすぎて紹介が細った例も。審査を抜けた後の設定次第で、出会いの量は自分でも調整できます。

落ちても終わりではない。再受験の作法

朗報をひとつ。バチェラーデートの審査は、落ちても何度でも受け直せます。再審査では身分証と顔写真の再提出が必要で、ここで前回と同じ写真を使い回すのは悪手。撮り直した一枚と、書き直したプロフィールで臨むのが定石です。写真の明るさと表情を変えただけで二度目に通った例は、取材でも複数ありました。

仮合格後の二次で評価が伸びなかった人も、振る舞いを直して再挑戦する道があります。落ちた事実より、同じ答案で出し直すことの方が問題。入試と同じで、過去問の復習が合否を動かします。

審査は門番ではなく、家庭教師だった

受験を終えて、審査というものの見え方が変わりました。書類で写真と情報を整えさせられ、実技で時間厳守と聞く姿勢を採点され、デートのたびに成績表が返ってくる。これは入場を阻む門番というより、毎週フィードバックをくれる家庭教師に近い。

33歳のチヒロさんは、回を重ねるごとに理想へ近づく実感があったと言い、3回目のデートで出会った公務員の男性と真剣交際まで進みました。

一方で36歳のミフユさんのように、皆いい人だが決め手に欠けると卒業した人もいて、条件を自分の手で吟味したい派には窮屈な仕組みかもしれません。それでも、落ちる不安で立ち止まっている人には、こう伝えたい。基準は非公表でも、答案の磨き方は公開されているのと同じです。明るい他撮り、正直な経歴、5分前の椅子。願書は、思っているより普通の努力で通ります。

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この記事を書いた人

体験ベースのリアルトーキョーマガジン編集部です。
実際にアプリを使い倒し、最新のデートスポットへ足を運び、攻略法から最新のトレンド、男女の本音まで出会いの真実を、体験ベースで更新します。

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