婚活の相談を受けていると、Omiaiのいいねが少なくて、と肩を落とす女性によく出会います。逆に、多すぎて捌けないという贅沢な悲鳴も。どちらも、自分の数字が世間と比べて多いのか少ないのかわからないまま、その数だけを見て一喜一憂しているんですね。
この記事ではOmiaiの女性のいいね数を、平均の感覚から増やし方、そして婚活の進捗計としての読み方まで、順を追って解きほぐします。
Omiaiの女性のいいね数、平均の感覚をつかむ
都市部と地方で平均が変わる。10件から数十件の幅
まず相場感です。正確な平均値は公表されていませんが、取材した女性たちの体感を並べると、おおよその輪郭は見えてきます。都市部で活動する女性は、プロフィールが整っていれば1日に20件から40件ほど受け取る人が多く、週末はさらに増える傾向。
一方、地方在住だと利用者の母数が少ないぶん、1日10件前後が体感の平均でした。30歳で地方在住のアヤノさんも、1日10件前後が普通だったと話しています。つまり、自分の住む地域で数字の意味は変わる。都市部の基準で地方の数字を見て落ち込むのは、比較の前提がずれています。
タップルのいいねとは、一件の重みが違う
ここが大事なところです。同じいいねでも、アプリによって重みが違います。タップルのようなカジュアルなアプリは気軽ないいねが大量に飛び交いますが、Omiaiは結婚を見据えた真剣な利用者が多いぶん、一件のいいねに込められた本気度が高い。
37歳のトモコさんは、Pairsはいいねが多いけれど軽い出会いが多く、Omiaiは数こそ控えめでも真剣な男性が目立つ、と両方を使った実感を語っていました。だから、Omiaiの10件は、他アプリの50件より価値があることもある。数の少なさを、そのまま魅力のなさと読むのは早計です。
いいねが少ない時、何を直すと数字が動くか
それでも、入り口は広いに越したことはありません。少ない時に効く打ち手を、効果の大きい順に。
写真の差し替えが、いちばん早く効く
最速で効くのは、やはりメイン写真です。28歳のハルカさんは、登録当初いいねが1ヶ月で5件ほどしか来ず自信を失っていましたが、写真を自然光で撮り直し、自己紹介を趣味と価値観中心に書き換えたところ、1週間で30件以上、1ヶ月後には週に100件近くまで増えたそうです。普通に撮った写真から、自然光の他撮りへ。たったこれだけで桁が変わる。彼女が、いいね数の変化で自分の魅力を客観視できた、と言っていたのが印象的でした。お金をかけずに数字が動くのは、写真の領域だけです。
結婚観と将来のビジョンを書くと、質が変わる
数を増やすのが写真なら、来る相手の質を変えるのは自己紹介の中身です。Omiaiは婚活の場なので、結婚観や仕事のやりがい、将来のビジョンを具体的に書くと、それに共感した真剣な男性からのいいねが増えます。
31歳のアカリさんは、1年のブランクを経て再開した際、仕事のやりがいや将来のビジョンを詳しく書いたら、共感してくれる人からのいいねが質量ともに増えたと話していました。漠然と楽しく過ごしたい、ではなく、何を大事に生きたいかを言葉にする。それが、本気の相手を引き寄せるフックになります。
無料から有料、再開組の数字の変化
数字が動く節目も知っておくと役立ちます。34歳のサオリさんは、無料会員から有料に移行したタイミングでいいねが一気に増え、相手の詳細も見やすくなったと話します。
Omiaiの女性は基本無料で出会えますが、活動の幅を広げたい人には有料オプションが効く場面もある。また、再開組は年齢を重ねたぶんプロフィールを成熟させると、いいねの質が上がりやすい。
25歳のミヅキさんのように、登録直後は1日1、2件でも、ログインを毎日続けて活動写真を足すうちに週30件まで伸びた例もあります。数字は固定ではなく、手を入れれば動きます。
いいねが多すぎる人の、賢い捌き方
殺到する通知に溺れないフィルター
多すぎる悩みも、れっきとした悩みです。29歳のナナさんは、容姿に自信があったためか初日で50件以上が殺到し、通知が止まらず1週間で疲れてしまったそうです。彼女が楽になったのは、共通点の多い人だけに絞って返すフィルターを決めてから。
34歳のサオリさんも、通知設定を調整して集中できる環境を作っていました。全部に応えようとすると消耗します。自分の譲れない条件を先に決め、そこを通過した相手だけ丁寧に見る。選べる立場は幸運ですが、無防備に抱えると溺れます。
数の中に潜む、遊び目的の見分け方
いいねが多いと、その中に遊び目的が混ざる確率も上がります。32歳のエミさんは、毎日20件から40件来る中に、真面目な同年代と並んで明らかに遊び目的っぽい人も混ざる、と話していました。彼女の対処はシンプルで、プロフィールをしっかり読んでから返す。真剣な人は、結婚観や仕事のことが具体的に書かれていることが多く、逆に中身が薄く見た目の話ばかりの相手は警戒する。いいねの数が多いほど、この選別眼が出会いの質を左右します。
いいね数を婚活の進捗計に変える読み方
総数より、誰からの何件かを見る
ここからが、この記事のいちばん伝えたい視点です。いいね数は、総数を眺めるものではなく、中身を読むものだということ。100件来ても、その中に会いたいと思える人がいなければ、婚活は前に進みません。逆に、10件でも、結婚観の合う真剣な人が含まれていれば、それは上質な10件です。総数という景気の数字ではなく、誰からの何件かという内訳を見る。これが、いいね数を婚活の進捗計として正しく読む方法です。
少ない数を、丁寧なやり取りの追い風にする
いいねが少ないことには、隠れた利点もあります。地方在住のアヤノさんは、1日10件前後だったぶん、いいね1件1件を大切に返信でき、結果として丁寧なやり取りが増えて質の高い出会いにつながったと話していました。数が多いと、どうしても一人ひとりへの対応が雑になりがちです。少ない数は、相手に時間と気持ちを注げる環境でもある。
25歳のミヅキさんも、いいね数の波に振り回されず自分のペースで活動できたのが良かった、と振り返っています。少なさは、丁寧さの追い風に変えられます。
いいね数は燃料計、目的地はその先にある
Omiaiの女性のいいね数は、都市部か地方かで平均が変わり、真剣な場ゆえに一件の重みが他アプリより大きい。少ないなら写真の差し替えで入り口を広げ、結婚観を書いて質を上げる。多いなら共通点で絞って溺れない。そして何より、総数ではなく内訳を読む。
いいね数は、車の燃料計のようなものです。残量を眺めて一喜一憂しても、目的地には近づかない。大事なのは、その燃料でどこへ向かい、誰と話すか。数字が多い日も少ない日も、婚活の本番はいいねを受け取った後、一通目のメッセージから始まります。メーターから目を上げて、その先の道を見てください。

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