最初の印象で判断してはいけない理由
穏やかで話上手な男性が3回目で豹変した
編集部で取材した30歳のアキコは、知人からの紹介でお見合いをした。相手の男性は穏やかで話上手、家族の話も積極的にして好印象だった。2回目のデートで「君みたいな人が理想だった」と褒められて、警戒が解けた。
そして3回目。「実は離婚歴があるけど、子どもはいない」と告白された。さらに「養育費の支払いで今少し金銭的に厳しい」と相談してきた。優しく聞いていたら「少し貸してくれないか」と本題に入った。
断ると態度が急変して、連絡が途絶えた。後で共通の知人から「似たような女性が何人も被害に遭っている」と聞いて、背筋がゾッとしたという。
2回目まで完璧に演じてきて、3回目で本題を出す。この手口、マジで怖い。時間をかけて信頼を積み上げてから、回収に来るんだよね。焦って警戒を解いた瞬間を狙ってる。
既婚者が離婚調停中と嘘をついていた
編集部で取材した34歳のミユキは、結婚相談所のお見合いで出会った男性に夢中になった。初対面で「子ども好きで、君と家庭を築きたい」と熱く語られて、価値観が合いそうで期待が高まった。
数回のデート後、自宅に招かれて親密になった矢先、男性のスマホに元妻からの着信が連続した。実は籍は抜けていない既婚者で、「離婚調停中」と言い訳された。ミユキはすぐに縁を切ったけど、「優しい顔で近づいて心を掴む手口が怖い」って振り返ってる。
結婚相談所だから安心って思いがち。でも審査があっても既婚者が紛れ込む可能性はゼロじゃない。独身証明を出してるからといって、現在の状況が保証されるわけじゃない。
着信が連続、元妻って言葉。日常の中にサインが出てる。それを見逃さない目を持てるかどうかが、被害を防ぐ分かれ目なんだよね。
金銭トラブルに繋がる要注意パターン
ゆったり構えて安心させてから借金を告白
編集部で取材した27歳のサヤは、親の知り合い経由のお見合いで年上の男性と会った。仕事も安定して礼儀正しい印象。食事のたびに「君のペースでいいよ」とゆったり構えて安心感を与えてきた。
でもある日「実は借金が少しある」と明かされた。額を聞くと数百万円規模。ギャンブル依存の過去があって、現在も返済中だった。
サヤが距離を置くと「君だけが頼り」としつこく連絡。ブロックするまで数週間追いかけられた。表面的な誠実さが、問題を隠すためのものだったって気づいた。
数週間追いかけられる、これがどれだけ精神的に消耗するか。怖い。でも最初の「君のペースでいいよ」って言葉は、焦らせないことで警戒心を下げる戦術だったんだよね。慎重に見せながら、実際は計画的に近づいてた。
元カノを悪く言い続ける男性のリアルな正体
編集部で取材した32歳のハルカは、お見合いで出会った男性と順調に進んで仮交際に入った。共通の趣味が多くて、旅行の話で盛り上がったけど、男性の過去の恋愛話を聞くと「元カノが金遣いが荒くて」と悪く言い続けた。
後で調べたら、複数の女性から「同じ手口で貢がせていた」との噂が出てきた。ハルカは早めに撤退したけど、「お見合いだから安心と思いきや、むしろ狙われやすい」と痛感したそうだ。
元パートナーを悪く言い続ける人、これ要注意。理由は二つ。一つは、自分の問題を全部相手のせいにするタイプの可能性が高い。もう一つは、聞いてる側の同情を引く手口として使ってることがある。
聞かされてると、なんとなく「この人は苦労してきたんだな、力になりたいな」って気持ちになる。その感情を利用されてる。
依存と束縛が始まる危険なパターン
穏やかな公務員が別れを切り出したら自殺をほのめかした
29歳のユウコは、真面目そうな公務員の男性と3回お見合いを重ねて、結婚を意識し始めた。いつも「家族を大事にしたい」と言って、親への挨拶も早めに提案してきた。
ところが、男性の荷物から大量の精神科の薬が出てきた。聞くと「軽いうつ病」とのことだったけど、実際は重度の依存症で、ユウコに過度に依存して、束縛が激しくなった。
別れを切り出すと「自殺する」と脅された。家族に相談してようやく解決したそうだ。穏やかな見た目が危険を隠していた。
「自殺する」という言葉で引き留めようとする。これ、精神的DVの典型的な手口だ。言われた側はパニックになって、「自分のせいで死んだら…」って恐怖で離れられなくなる。
別れを告げた時の相手の反応、これがその人の本質を表す。穏やかな時の顔と、追い詰められた時の顔は全然違う。追い詰められた時の反応を見るまで、本当の姿は分からないんだよね。
「完璧な人」がSNSを監視し始めた
33歳のナナは、お見合いで「完璧な人」と思えた男性と付き合った。家事もできて収入も安定。でも付き合いが深まるにつれ「君の過去の男性関係が気になる」と嫉妬深くなって、SNSを監視し始めた。
過去にストーカー被害に遭った経験があって、女性を束縛することで安心するタイプだった。穏やかな日常が一転、精神的に疲弊したって言ってた。
SNSの監視、着信履歴の確認、行動の制限。これらが少しずつ始まって、気づいたら抜け出せなくなってる。最初は「大事にしてくれてるのかな」って思わせるのが巧妙なんだよね。
宗教・マルチ勧誘目的の要注意人物
スピリチュアルから始まって布教目的に変わった
26歳のアオイは、友人の紹介でお見合いした男性が宗教関係者だと後で知った。初めは「スピリチュアルが好き」と軽く話してたけど、徐々に教義の話が増えて、「一緒に信仰しないか」と誘導してきた。
断ると「運命の相手なのに」としつこくなった。普通のお見合いだと思ってたのに、布教目的だった可能性が高くて、危うく巻き込まれそうになったって。
スピリチュアルが好きって、今の時代は珍しくない。最初に軽く話すことで警戒心を下げる。それから少しずつ深い話に入っていく。気づいた時にはズブズブ、みたいになってることがある。
お見合いの場を布教や勧誘に使う人は存在する。相手の話の中に「価値観を変えてほしい」「一緒に〇〇しよう」という誘導が出てきたら、要注意なんだよね。
女性側にも要注意人物がいる現実
DVを受けたと嘘をついて金銭援助を引き出した
編集部で取材した30歳の男性リョウタは、お見合いで出会った女性に夢中になったけど、3回目で「実は元旦那にDVを受けていて、慰謝料で借金がある」と告白された。共感して支えようとしたけど、話が進むにつれ内容に矛盾が出てきた。
実際は女性側に原因がある離婚で、複数の男性から金銭援助を受けてたことが分かった。幸い早めに気づいて離脱できたけど、「女性の要注意人物も意外と多い」って学んだそうだ。
DVの告白、これは強力な同情の引き金になる。被害者であることを強調することで、「助けてあげたい」という感情を利用する。でも矛盾が出てくることがある。話の整合性が取れない。それが早期発見のサインなんだよね。
急接近してプレゼント攻勢で心を掴んだ後に複数同時進行
編集部で取材した35歳のエミは、結婚相談所で何人目かのお見合い相手に遭った。初回から「君以外考えられない」と急接近。プレゼント攻勢で心を掴んで交際へ。
数ヶ月後、男性の元交際相手から連絡があって、「同じように貢がされて捨てられた」と警告された。男性は複数女性を同時進行で、金銭を巻き上げてたって。エミは被害額を最小限に抑えて、相談所にも報告した。
初回から「君以外考えられない」。これ、あり得ない。一回会っただけで、そんなこと言える人間がまともなわけがない。でも言われた側は嬉しくなる。それが狙いなんだよね。
プレゼント攻勢も同じ。物で心を掴んで、感謝と罪悪感を持たせる。断りにくくする。その後に何かを要求してくる。この流れが典型的なパターンだよね。
要注意人物を見極めるための具体的な方法
話の矛盾を探しながら複数回会う
アキコは3回目で本性が出た。ミユキは数回のデート後に既婚者と判明した。ハルカは調べて噂を確認した。
要注意人物は最初から本性を見せない。時間をかけて、関係が深まってから問題を出してくる。だから複数回会いながら、話の整合性を確認することが大事。
「先週こう言ってたけど、今日はこう言ってる」という矛盾に気づく。過去の関係の話が毎回変わる、仕事の詳細が曖昧、家族関係の話が食い違う。こういう細かい矛盾の積み重ねが、サインになる。
感情が入ってると矛盾を見逃しやすい。だから意識的に「この人の話、前と合ってるかな」って客観的な目を持つことが必要なんだよね。
少しでも違和感を感じたら立ち止まる
アキコは「養育費の支払いで金銭的に厳しい」という時点で引っかかりがあったかもしれない。サヤは「借金がある」と言われた時点で決断した。ハルカは元カノを悪く言い続けることに違和感を覚えた。
違和感って、小さいうちに出てくる。「なんかおかしいな」ってやつ。それを「私の気にしすぎかな」って無視するか、「確認してみよう」と動くかで、結果が変わる。
違和感は直感で、直感は経験から来てる。お見合いを重ねるごとに、この直感が磨かれていく。最初はうまく言語化できなくても、「なんか引っかかる」って気持ちは大事にする。それが自分を守る一番の武器なんだよね。
相談所への報告と共通の知人への確認
エミは被害後に相談所に報告した。アキコは共通の知人から情報を得た。
要注意人物は、一人に対して同じ手口を使うことが多い。アキコのケースも「何人も被害に遭っている」と後で分かった。ハルカも「複数の女性から噂が出ていた」。
相談所に報告することで、他の会員への被害を防げる。共通の知人に確認することで、相手の評判を事前に調べられる。自分が気づいた情報を共有することが、次の被害者を出さないことに繋がるんだよね。
誠実さは時間と行動でしか証明されない
焦りを利用されるケースが多い
取材した複数の人に共通してたのが、「結婚を焦る気持ちを利用された」という感覚だった。年齢的に早く決めたい、周りが結婚していて焦っている。その焦りが判断を鈍らせる。
要注意人物は、その焦りを読んで近づいてくることがある。早めに結婚の話をする、将来を語る、急接近する。それが「この人は真剣なんだ」って見えて、警戒が解ける。
焦りを感じてる時ほど、冷静さが必要。急いで決めなくていい。ゆっくり確認する時間を持つ。それが結局、良い出会いに繋がるんだよね。
誠実さは言葉じゃなく行動と一貫性で確認する
ユウコの相手は「家族を大事にしたい」と言い続けてた。アキコの相手は穏やかで誠実そうに見えた。でもどちらも、行動が伴ってなかった。
言葉だけの誠実さは意味がない。行動が言葉と一致してるか。時間が経っても一貫してるか。会うたびに話の内容が変わってないか。こういうことを確認し続けることで、本当の姿が見えてくる。
編集部で複数の人に話を聞いた結果、誠実さは最初の3回じゃなくて、時間が経ってからの行動で分かるって実感してる人が多かった。半年、1年と経った時に変わらない人が、本当に誠実な人なんだよね。

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